[アップデート]Amazon Connect Casesで日本語を含めた9つの言語がサポートされました
こんにちは、洲崎です。
2023/8/29に、Amazon Connect Casesで日本語を含めた9つの言語がサポートされました。
留意事項
Amazon Connect Casesは今回のアップデートで日本語が対応されましたが、2023/9/11現在、利用できるリージョンは下記となり、東京リージョンは残念ながらまだ利用できません。
- US East (N. Virginia)
- US-West (Oregon)
- Asia Pacific (Singapore)
- Asia Pacific (Sydney)
- Canada (Central)
- Europe (Frankfurt)
- Europe (London)
その為、今回はUS-West (Oregon)で内容を確認していきます。
Amazon Connect Cases
Amazon Connect Casesは、Amazon Connectに搭載されている問い合わせ管理の機能です。
Amazon Connect Tasksと連携して、Amazon Connect Casesで登録した内容に対して、他のオペレーターにタスクを割り当てることもできます。
詳細については下記ブログをご参照ください。
では、日本語表記でアップデートされたところを見ていきます。
Amazon Connect Casesの設定画面である「ケースフィールド」と「ケーステンプレート」はそもそも英語のみだったので、英語と日本語で比較します。
Amazon Connect Casesを利用するエージェントワークスペースでは、アップデート前も一部の日本語は表記されてましたので、アップデートされた部分を確認します。
ケースフィールド
ケースフィールドは入力する項目を管理する機能です。
英語と日本語、それぞれで比較してみます。
英語
日本語
表現について、全体的に違和感はありません。
フィールドタイプは「Single-select」が「単一選択」、「Date/Time」が「日時」になっています。
説明文についても和訳されており、どのフィールドがどういう役割を担っているかが分かりやすいです。
ケーステンプレート
ケーステンプレートは、ケースフィールドで設定した項目をレイアウトする設定です。
こちらも英語と日本語、それぞれで比較してみます。
英語
日本語
こちらも全体的に違和感はありません。
文章についても分かりやすい日本語で記載されています。
非常に細かいですが、フィールド名の「日時が更新されました」は「更新日時」とかでも分かりやすいかもしれません。
それ以外で気になるところはありませんでした。
エージェントワークスペース
オペレーターが運用する際の、ケースの作成の画面で比較してみます。
アップデート前の画面
アップデート後の画面
ものすごく細かいところだと、右上の「+ケースを
」というところと、「日時が更新されました
」のところのみ若干違和感がありますが、意味は通じるのと、それ以外は見た目上問題なさそうです。
最後に
Amazon Connect Casesで日本語対応された部分をみていきました。
全体的に翻訳レベルに違和感はなく、東京リージョンで利用しているかの錯覚さえも起こしました。
AWSさん、東京リージョンにくることを期待しています。
ではまた!コンサルティング部の洲崎でした。